今宵もあなたと「愛のアドベンチャー・ゲームブック」を。
はじめから読みたい方はこちら。
とうとうトレッグの砦が見えてきました…。
さて、この3人旅はどうなることやら…。
トレッグのとりでの暗い塔は、大古からの火山のまっ黒な岩に見事にとけこんでいて、ほとんど目につかないほどだ。
火山から立ちのぼる霧が、陰気な塔のまわりにたちこめ、雲におおわれた空に流れていく。
塔の真下から、大きな滝が細い峡谷に落ちて、泡立ちながら川の源となっている。
吊り橋が塔への谷にかかっている。
「地図を見てみようよ、リシア」
ティムがうながした。
あなたたち3人は道端にしゃがみ、ガーリンドの地図を調べた。
マックスのほっそりした指があなたたちの現在位置からまっすぐ川を渡ったところに記された×印を指さした。
「地図によれば、あの奇妙な丸石の近くには、何か重大なものがある。
たぶん塔への入り口があるにちがいない」
このあと。
3人はそれぞれの意見を言い合います。
ややケンカ腰でw
ティム…滝の下に道がある…が、崖を通らなければならない
マックス…いかにも怪しい白い丸の石を調べてみたい
リシア…あの目立つ橋を通ればいいんじゃないの
…正直どれも危険そうw
と、そこで、リシアはマジックアイテムを思い出します!
「たぶん指輪が手がかりを教えてくれるわ」
あなたはそういって断崖のほうを向き、橋の方向まで大きく弧を描いて腕をまわした。
指輪が白い石と滝の方向を指した時に、輝きが増した。
だが、橋に向けたときには、石の輝きは弱くなり、指輪の温度も下がったようだった。
「これを見た?」
あなたは叫んだ。
「守護指輪は、あなたたちのどちらのルートで塔へ行くよりも、橋のほうが安全だっていつてるわ」
「くだらない!」
マックスが大声を出した。
「指輪はあてにはならない。おろかしいエルフのつくったものなど信頼できるものか。
指輪そのものが邪悪なものという可能性だってあるんだ。
ぼくがきみなら、そんな呪われた指輪は川に放りこんでやるよ」
マックスったらもう…w
現在のD&Dなら、エルフとかエラドリンとかダークエルフとか、どれもばかにできないんですけどね…当時の異種族に対する扱いはこんなもんです…。
ティムがくすりと笑ったので、あなたたち二人は泥棒のほうを見た。
彼は指輪を指さした。
「それは単なる守護指輪なのさ。悪を探りあてるようにつくられているわけじゃないん
だ。
ときにはそんな働きをすることもあるけどね。
この島の悪は、塔から発生している。
あの白い岩と滝の上には塔がそびえている。
だから指輪が警告するんだ。
しかし、たとえばあの橋のように塔から離れたところに向きを変えると、魔法は消える。
だけど、指輪を放りだしちやいけないぜ、リシア。
その守りが必要になることもあるからな」
「こんな奴を信用するな!」
マックスが叫んだ。
「そんなものは投げ捨てろ!」
学者の整った顔立ちは、激怒のあまり暗くゆがんだ。
一瞬、あなたは彼がティムになぐりかかるかと思った。
もうなぐればいいじゃん…。
それで終わりにしたらいいじゃん…。
あ、そうすると、リシアの野望も終わりか。
なんたって、昭和の女は一人じゃ何もできないんだからね…。
あは!
(参照:1-12E 荒くれどもの船)
「きいて、ふたりとも!
あなたたちの助けがなくても、わたしは自分で決められるわ。
こんな日げんかをしていて、塔へ行けるわけがないでしょ。
指輪のことは、わたしはこれをくれた人を、あなたたちのどちらよりもはるかに信頼しているの」
口げんかですね、OCRさん。
マックスは、奇妙な眼つきであなたをにらんだ。
ティムは肩をすくめた。
あなたは、魔術師のとりでへ入る道を選択しなければならない。
さて来ました選択。
さきにお伝えします。一つは終わりますw
マックスといっしょに白い丸岩を探険してみようと思うなら川ページヘ。
ティムと同行して、滝の下の道をのぼってみようと思うなら筋ページヘ。
橋を利用したほうがいいと思うなら″ページヘ。
ページ数すごいですね、OCRさん!
まあいいでしょう、先に進む道を決めましょう!
どっちがみたい?とか、ありますでしょうか?
コメントか拍手で一票を投じてくだされ。
多いほうの続きを書きたいと思います♡
特になければわたしの1票で次へw
なかなか大事な決断を迫られている気がします…ので、24時間過ぎたら続きを書きたいと思います!
多分…我慢できなくなった木曜日の夜か、時間のある日曜日の昼のどちらかで!w
はじめから読みたい方はこちら。
とうとうトレッグの砦が見えてきました…。
さて、この3人旅はどうなることやら…。
トレッグのとりでの暗い塔は、大古からの火山のまっ黒な岩に見事にとけこんでいて、ほとんど目につかないほどだ。
火山から立ちのぼる霧が、陰気な塔のまわりにたちこめ、雲におおわれた空に流れていく。
塔の真下から、大きな滝が細い峡谷に落ちて、泡立ちながら川の源となっている。
吊り橋が塔への谷にかかっている。
「地図を見てみようよ、リシア」
ティムがうながした。
あなたたち3人は道端にしゃがみ、ガーリンドの地図を調べた。
マックスのほっそりした指があなたたちの現在位置からまっすぐ川を渡ったところに記された×印を指さした。
「地図によれば、あの奇妙な丸石の近くには、何か重大なものがある。
たぶん塔への入り口があるにちがいない」
このあと。
3人はそれぞれの意見を言い合います。
ややケンカ腰でw
ティム…滝の下に道がある…が、崖を通らなければならない
マックス…いかにも怪しい白い丸の石を調べてみたい
リシア…あの目立つ橋を通ればいいんじゃないの
…正直どれも危険そうw
と、そこで、リシアはマジックアイテムを思い出します!
「たぶん指輪が手がかりを教えてくれるわ」
あなたはそういって断崖のほうを向き、橋の方向まで大きく弧を描いて腕をまわした。
指輪が白い石と滝の方向を指した時に、輝きが増した。
だが、橋に向けたときには、石の輝きは弱くなり、指輪の温度も下がったようだった。
「これを見た?」
あなたは叫んだ。
「守護指輪は、あなたたちのどちらのルートで塔へ行くよりも、橋のほうが安全だっていつてるわ」
「くだらない!」
マックスが大声を出した。
「指輪はあてにはならない。おろかしいエルフのつくったものなど信頼できるものか。
指輪そのものが邪悪なものという可能性だってあるんだ。
ぼくがきみなら、そんな呪われた指輪は川に放りこんでやるよ」
マックスったらもう…w
現在のD&Dなら、エルフとかエラドリンとかダークエルフとか、どれもばかにできないんですけどね…当時の異種族に対する扱いはこんなもんです…。
ティムがくすりと笑ったので、あなたたち二人は泥棒のほうを見た。
彼は指輪を指さした。
「それは単なる守護指輪なのさ。悪を探りあてるようにつくられているわけじゃないん
だ。
ときにはそんな働きをすることもあるけどね。
この島の悪は、塔から発生している。
あの白い岩と滝の上には塔がそびえている。
だから指輪が警告するんだ。
しかし、たとえばあの橋のように塔から離れたところに向きを変えると、魔法は消える。
だけど、指輪を放りだしちやいけないぜ、リシア。
その守りが必要になることもあるからな」
「こんな奴を信用するな!」
マックスが叫んだ。
「そんなものは投げ捨てろ!」
学者の整った顔立ちは、激怒のあまり暗くゆがんだ。
一瞬、あなたは彼がティムになぐりかかるかと思った。
もうなぐればいいじゃん…。
それで終わりにしたらいいじゃん…。
あ、そうすると、リシアの野望も終わりか。
なんたって、昭和の女は一人じゃ何もできないんだからね…。
あは!
(参照:1-12E 荒くれどもの船)
「きいて、ふたりとも!
あなたたちの助けがなくても、わたしは自分で決められるわ。
こんな日げんかをしていて、塔へ行けるわけがないでしょ。
指輪のことは、わたしはこれをくれた人を、あなたたちのどちらよりもはるかに信頼しているの」
口げんかですね、OCRさん。
マックスは、奇妙な眼つきであなたをにらんだ。
ティムは肩をすくめた。
あなたは、魔術師のとりでへ入る道を選択しなければならない。
さて来ました選択。
さきにお伝えします。一つは終わりますw
マックスといっしょに白い丸岩を探険してみようと思うなら川ページヘ。
ティムと同行して、滝の下の道をのぼってみようと思うなら筋ページヘ。
橋を利用したほうがいいと思うなら″ページヘ。
ページ数すごいですね、OCRさん!
まあいいでしょう、先に進む道を決めましょう!
どっちがみたい?とか、ありますでしょうか?
コメントか拍手で一票を投じてくだされ。
多いほうの続きを書きたいと思います♡
特になければわたしの1票で次へw
なかなか大事な決断を迫られている気がします…ので、24時間過ぎたら続きを書きたいと思います!
多分…我慢できなくなった木曜日の夜か、時間のある日曜日の昼のどちらかで!w
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