今日、前の職場のOB会に参加してきました。

2年前までは働いたていた職場ですけど、とても懐かしくて。
本当に楽しい時間を過ごしました。




ですが。





そこには参加していなかったのですが、同じ時期に、私と同じく非常勤職員で働いていたNさんの噂をききました。
彼女が離婚したそうです。
わたしと似たような理由で。






彼女の旦那さんは、報道関係に勤めてて。
いわゆる高給取りで、安定していて。
子供はいないけど美男美女の組み合わせで。

この職場に居た時、わたしは、彼女の完璧さと自分の情けなさとを比べて、よく嘆いたものです。

あの人はすてきなダンナを持っているのに、私はなくなってしまった。
あの人は美人なのに、わたしはこんなの。
あの人は仕事をてきぱきこなすのに、わたしはみそっかす…

などなど。


うらやましくてうらやましくて、しょうがなかったのです。



そして、器の小さい私は、

「くそう、少しでもその幸せを分けてもらいたい…」

と思うと同時に、

「もし、彼女が幸せじゃなくなったら、私ｲﾋﾋとか思うかも」

とか思っていました。

これだけわたし、彼女のこと羨ましがってますから。
きっと、どこかにキズができたら、「あー彼女も私とかと同じなんだー」
とか思うはず。








ですが。






実際に、彼女の悲しい話を聞いたわたしは。

思わず泣きました。



わたしにとって、彼女は完ぺきな存在だったのに。
わたしにとって、理想の人だったのに。
わたしにとって、幸福の象徴?だったのに。



その彼女が、きっと苦しんだのだろうと思うと…Y市へ帰る途中の車の中で、声をあげて泣きました。




どうして、この世の中に、完璧ってないのでしょう。




いま。
人ごとなのに。
苦しいです。

そして。
わたしの幸福論は、今、五里霧中です…

[1回]