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+-ぶしんえいぎょうほうこく-+
+--------------------+
4営業日目 オークらぶの巻
オークと言えば、フツー何が出てくる?
木材の名前?
ザオラルが使えるドラクエのモンスター?
タクティクスオーガシリーズ?<それはオーガだって
そんな人には、ぜひ「ぶしん」をおすすめするわ、アタシ。
ドラクエならスライム。
ファイナルファンタジーならチョコボ。
ウィザードリィならとりあえずアンデッドコボルド(個人的意見)。
みたいに、かつてのゲームには、必ずと言っていいほどアイドル的役割を果たすモンスターや動物がいる。
それらはいわゆる雑魚キャラだったり、弱かったり、おマヌケだったり、かわいかったりする。自力では生きていくのは難しいような生物が、プレイヤーの恩寵を受け、どんな敵や魔法よりも強くなっていく。
この世界に住む、そんな奴らは、「オーク」だってことがアタシにはわかった。
迷宮地下一階。
グレとリカとサラとブラとピカとアタシの6人は、入り口付近の探索を既に終了し、奥地まで入っていった。
すると、玄室になにやら本があるじゃないの。
ぱらぱらとめくってみると、汚い字で細々とメモってある。
オークのルール説明とアタシの観察日記。
観察日記?
なによう、ファンならファンといえばいいのにい(笑)。
ルール説明は・・・いいカンジだわ。
特に、「ラッシュ」の説明と、グッドの「ヘタレ」発言。
アタシ的には気持ちよく笑った。<悪
そういえば、グレとリカとサラは中立なのよね。
でも、知っているわ。アタシが悪だから、合わせてくれていることを。
そうそう、あたしたちは今「義」のつながりを持っているの。
いちいちギルドに金払ってアレイド覚えたらキリがないってことで、
自分たちでアレイドを開発してみたの。
まず「マジックキャンセル」。
今時、誰が能書き黙って聞いていると思うの?
主人公の変身シーンとかを黙って見ている悪役って、バカだと思ったことない?
呪文もそれと同じ。だから、後衛で敵の呪文を中断させることを思いついちゃった。
次に、「スタンスマッシュ」と「ホールドアタック」。
あたし、ブラワードナの後ろにいるので、2人で敵を気絶させたり、ホールドしたりして、アコギな戦いをしている。
プロレスの悪役になった感じ~(笑)。
(訳注:今まで、サラとピカタでは使ったことがありません(笑)。)
あとは・・・後衛同士の「援護射撃」。今、サラがいい武器を手に入れたので、
アタシとピカタでサクサクっと横やり入れている。
で・・・前衛のみのアレイドって全然思いつかなかったので、ギルドから、「バックアタック」の戦法を買っちゃった。
一人が囮になって、残りの2人で攻撃するんだって。
ああ、アタシ、囮なんて全然思いつかなかった~。
囮って、体力的に弱いとつとまらないからねえ。
あたし、根っからの後衛なんだとつくづく思ったわ。
教訓:アレイド=思いつき(笑)。
(2001/12/26)
+-ぶしんえいぎょうほうこく-+
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4営業日目 オークらぶの巻
オークと言えば、フツー何が出てくる?
木材の名前?
ザオラルが使えるドラクエのモンスター?
タクティクスオーガシリーズ?<それはオーガだって
そんな人には、ぜひ「ぶしん」をおすすめするわ、アタシ。
ドラクエならスライム。
ファイナルファンタジーならチョコボ。
ウィザードリィならとりあえずアンデッドコボルド(個人的意見)。
みたいに、かつてのゲームには、必ずと言っていいほどアイドル的役割を果たすモンスターや動物がいる。
それらはいわゆる雑魚キャラだったり、弱かったり、おマヌケだったり、かわいかったりする。自力では生きていくのは難しいような生物が、プレイヤーの恩寵を受け、どんな敵や魔法よりも強くなっていく。
この世界に住む、そんな奴らは、「オーク」だってことがアタシにはわかった。
迷宮地下一階。
グレとリカとサラとブラとピカとアタシの6人は、入り口付近の探索を既に終了し、奥地まで入っていった。
すると、玄室になにやら本があるじゃないの。
ぱらぱらとめくってみると、汚い字で細々とメモってある。
オークのルール説明とアタシの観察日記。
観察日記?
なによう、ファンならファンといえばいいのにい(笑)。
ルール説明は・・・いいカンジだわ。
特に、「ラッシュ」の説明と、グッドの「ヘタレ」発言。
アタシ的には気持ちよく笑った。<悪
そういえば、グレとリカとサラは中立なのよね。
でも、知っているわ。アタシが悪だから、合わせてくれていることを。
そうそう、あたしたちは今「義」のつながりを持っているの。
いちいちギルドに金払ってアレイド覚えたらキリがないってことで、
自分たちでアレイドを開発してみたの。
まず「マジックキャンセル」。
今時、誰が能書き黙って聞いていると思うの?
主人公の変身シーンとかを黙って見ている悪役って、バカだと思ったことない?
呪文もそれと同じ。だから、後衛で敵の呪文を中断させることを思いついちゃった。
次に、「スタンスマッシュ」と「ホールドアタック」。
あたし、ブラワードナの後ろにいるので、2人で敵を気絶させたり、ホールドしたりして、アコギな戦いをしている。
プロレスの悪役になった感じ~(笑)。
(訳注:今まで、サラとピカタでは使ったことがありません(笑)。)
あとは・・・後衛同士の「援護射撃」。今、サラがいい武器を手に入れたので、
アタシとピカタでサクサクっと横やり入れている。
で・・・前衛のみのアレイドって全然思いつかなかったので、ギルドから、「バックアタック」の戦法を買っちゃった。
一人が囮になって、残りの2人で攻撃するんだって。
ああ、アタシ、囮なんて全然思いつかなかった~。
囮って、体力的に弱いとつとまらないからねえ。
あたし、根っからの後衛なんだとつくづく思ったわ。
教訓:アレイド=思いつき(笑)。
(2001/12/26)
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3営業日目 グレッグの決心の巻
迷宮地下一階。
埃が舞い上がり、遠くまで見渡せない迷宮が長く続いていた。
しかし、迷わず進み出したグレの先は、かつての城から中庭らしき場所へ・・・開けた地へと出ていった。
フリステール☆:「グレ・・・」
グレッグ:「あと少しでござる」
そこは城の屋上だったのだろうか、石畳の、開けたところに出た。
自分が吐く息の白の向こうに、祭壇が見えた。
グレはまっすぐに、その祭壇に近づく。
リカとアタシも、遅れないように早足で追う。
グレッグ:「拙者はここで・・・」
と、その状況を(誰も聞いていないのに)説明してくれた。
その後、今後の決心まで、丁寧に言ってくれた。
そして、アタシは、実はあんまり聞いていなかった(笑)。
ゲームにしてはきれいな雪(笑)。
というか、厳しい北国の風景。
こんなところで、自分だったらどんな気持ちで死ぬ覚悟をするのだろうと。
昨日グレに言った「死」についての理念?は嘘ではないけれど、
アタシに死の帳が降りるとき、本当に自分で言っていたような気持ちになるのかしら?
もしかして、っていうか、やっぱり「神様、自分だけでも助けてくれ」って言ってしまうのではないかと思ったのね。
となると、昨日グレに言ったのは、理想論でしかないのかと。
きれい事なんじゃないかと。
きれい事だけで食っていけないってのは、アタシの持論だったのに、どうしたのかしらねえ。
グレとリカみたいな若い子に、アタシも少なからず影響受けてるのかしら(笑)。
その後、途中で一人で迷子になっていたサラという女の子を拾った(笑)。
傷で動けなくなっていた男に声をかけたら、いたく感動していた。何に感動したのかしらね?
実際にあの男を助けたのは、「転移の薬」と「毒消しの薬」を持っていた自分だったのに。
若い子って、よくわかんない(笑)。
それでそれで、やっとレイストリンみたいな男の元にいったわけよ。そこでアレイド「Wスラッシュ」「フロントガード」「牽制射撃」を教えてもらったの。
その男は、何か希望みたいなものをアタシに託して、消えていってしまった。
・・・一体、アタシに何を期待していたのだろう? アタシ、悪なのにぃ。
最近、人とのコミュニケーションが下手になったのかしら。意味深なアプローチは読めなくて疲れるわ。
その後ギルドに行ったら、やっと友人が到着していた。
ピカタとブラワードナ4世。ホビットのシーフとドワーフのファイター。
「ピカタ」って、タマゴをからめた魚料理の名前らしいんだけど、こいつの
村では、好きになった料理の名前を人名として使うのだそう。
ピカタは、「ピカタ」がとても好きだったので、村に「ピカタ」を流行らせ
ようと努力したら、村のほとんどの人の名前がピカタになったそう。
・・・ホビットも、よくわかんない。
ブラワードナは、「青い稲妻」の意味だそう。で、ブラワードナは持ち物に
青い色を塗るのが趣味。
でも、青い顔料って、結構高いものが多いから、いっつも貧乏にしていて・・・
本人は、「氷の鎖帷子」がこの地域にないか探しているみたい。
最初はうまくなじめるかな・・・と思ったけど、すぐにパーティーランクが「義」になったわ(笑)。
一番なじみにくそうなブラワードナは、何たってアタシと同じ悪だからね。
なじめないはずもないか。
そうそう、ギルドで「ラッシュ」を4000も出して覚えた。これで、明日から
はオークどもをこっちが蹴散らすわ。
教訓:アレイドは覚えておくに越したことはない。
(2001/12/25)
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3営業日目 グレッグの決心の巻
迷宮地下一階。
埃が舞い上がり、遠くまで見渡せない迷宮が長く続いていた。
しかし、迷わず進み出したグレの先は、かつての城から中庭らしき場所へ・・・開けた地へと出ていった。
フリステール☆:「グレ・・・」
グレッグ:「あと少しでござる」
そこは城の屋上だったのだろうか、石畳の、開けたところに出た。
自分が吐く息の白の向こうに、祭壇が見えた。
グレはまっすぐに、その祭壇に近づく。
リカとアタシも、遅れないように早足で追う。
グレッグ:「拙者はここで・・・」
と、その状況を(誰も聞いていないのに)説明してくれた。
その後、今後の決心まで、丁寧に言ってくれた。
そして、アタシは、実はあんまり聞いていなかった(笑)。
ゲームにしてはきれいな雪(笑)。
というか、厳しい北国の風景。
こんなところで、自分だったらどんな気持ちで死ぬ覚悟をするのだろうと。
昨日グレに言った「死」についての理念?は嘘ではないけれど、
アタシに死の帳が降りるとき、本当に自分で言っていたような気持ちになるのかしら?
もしかして、っていうか、やっぱり「神様、自分だけでも助けてくれ」って言ってしまうのではないかと思ったのね。
となると、昨日グレに言ったのは、理想論でしかないのかと。
きれい事なんじゃないかと。
きれい事だけで食っていけないってのは、アタシの持論だったのに、どうしたのかしらねえ。
グレとリカみたいな若い子に、アタシも少なからず影響受けてるのかしら(笑)。
その後、途中で一人で迷子になっていたサラという女の子を拾った(笑)。
傷で動けなくなっていた男に声をかけたら、いたく感動していた。何に感動したのかしらね?
実際にあの男を助けたのは、「転移の薬」と「毒消しの薬」を持っていた自分だったのに。
若い子って、よくわかんない(笑)。
それでそれで、やっとレイストリンみたいな男の元にいったわけよ。そこでアレイド「Wスラッシュ」「フロントガード」「牽制射撃」を教えてもらったの。
その男は、何か希望みたいなものをアタシに託して、消えていってしまった。
・・・一体、アタシに何を期待していたのだろう? アタシ、悪なのにぃ。
最近、人とのコミュニケーションが下手になったのかしら。意味深なアプローチは読めなくて疲れるわ。
その後ギルドに行ったら、やっと友人が到着していた。
ピカタとブラワードナ4世。ホビットのシーフとドワーフのファイター。
「ピカタ」って、タマゴをからめた魚料理の名前らしいんだけど、こいつの
村では、好きになった料理の名前を人名として使うのだそう。
ピカタは、「ピカタ」がとても好きだったので、村に「ピカタ」を流行らせ
ようと努力したら、村のほとんどの人の名前がピカタになったそう。
・・・ホビットも、よくわかんない。
ブラワードナは、「青い稲妻」の意味だそう。で、ブラワードナは持ち物に
青い色を塗るのが趣味。
でも、青い顔料って、結構高いものが多いから、いっつも貧乏にしていて・・・
本人は、「氷の鎖帷子」がこの地域にないか探しているみたい。
最初はうまくなじめるかな・・・と思ったけど、すぐにパーティーランクが「義」になったわ(笑)。
一番なじみにくそうなブラワードナは、何たってアタシと同じ悪だからね。
なじめないはずもないか。
そうそう、ギルドで「ラッシュ」を4000も出して覚えた。これで、明日から
はオークどもをこっちが蹴散らすわ。
教訓:アレイドは覚えておくに越したことはない。
(2001/12/25)
02営業日目 リカとグレ、開眼するの巻
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+-ぶしんえいぎょうほうこく-+
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2営業日目 リカとグレ、開眼するの巻
あたしはフリステール☆。もちろん悪。
ひ弱なダメ男二人を連れ、レイストリンチックな男に早く会うために、
今日も今日とて廃墟にゴー。
イブなのによ?
アタシってかわいそー(笑)。
ならなぜイブなのに急いでいるかって?
・・・アレイドが手にはいるってわかったからよ。
アレイドってのはね、目と目で通じ合う高度な技(笑)。
信頼できる仲間同士で、一緒に敵に攻撃したり、時間差して的を惑わせたり、後衛が前衛援護したり・・・。
まさに、今までのゲームでできなかった「パーティーアタック」ができるようになるのね。
それってとても楽しみじゃない?
昔のウィザードリィとかで、前衛が死ぬほどがんばっているのに、弾切れになった後衛が何もしないで傍観、なんてことなかった?
「ちょっと、見てないで何か手伝ってよ~!」って前衛の気分をくみ取ったシステムなのね。<援護射撃>
あと、前衛があるのに、平気で後衛に攻撃してくる奴とかがいて、腹立ったことない?
「ちょっと、私が麻痺したら誰が魔法唱えるのよ!」って後衛の気分をくみ取ったシステム・・・かな(苦笑)。<フロントガード>
なーんてことをいろいろ考え巡らせながら歩いていたあたしの前で、グレッグが立ち止まった。
グレッグ:「この先で、拙者が倒れたところがある・・・」
ただでさえシケたツラして陰気くさいグレッグが、弱気なことを言い出すものだから、ついつい「しかりつけて」しまった。
だって、自分は平気でオークの首をはねているのに、その自分の命が失うのがコワイだと?
じゃあ、オークに与えているものは何なのだ? 同じ「死」だろうが。
「死」が怖いことが悪いのじゃない。
あたしだって死の恐怖は持っているよ。
自分の「死」は怖くて、人に与えている「死」に対して無感動なのが怖いのだ。
自分だけが特別で、他人を思うことに麻痺しているのが怖いのだ。
いくらゲームでも、宣伝で「想像力が死んじゃうから」なーんて言ってるんだから、そんな麻痺した青年を出すのはアタシ的に許せない(笑)。
(もちろん、後で考えたのだが、あくまでニンジャが首を切っているという表現はないし、戦闘で倒されたオークが日誌を書いていたりするのだから、決して戦闘で点滅して消えていった奴がイコール「死」とは限らないのだが)
くどくどと説明するアタシに、
リカルド:「フリステール☆、それはグレッグがかわいそうだ」
と人間不信が助け船を出した。
グレッグ:「いや、フリステール☆は拙者のことを思って叱ったのだから・・・」
まったくだ。
グレはアタシの表情を読みとったみたいだけど、リカはアタシの表面しかとらえていないんだから。<人のせいにする
そうよ、私は、グレッグがキライで、グレッグを傷つけるためにこんなことを言ったんじゃない。
これからも、一緒に組んでいく仲間として認めてるからじゃないの。
キライなら、アタシ、こんなこと言ったりしない。
イヤな奴なら、離れればいいだけじゃない。
何か言ったりするのも面倒だから、フツーは何も言わないで離れるわよ。
それをしないってことは、裏を返せば、一緒にいたいってことでしょう。
仲間だって認めていることでしょう?
あー、もう、どうしてオンナの口からそこまで言わせるかねー。鈍感。
まあ、リカもなんとなくわかったようだったから、とりあえず安心。
・・・決して、アレイドをやってみたいからではないので、念のため(笑)。
早くこいつらの依頼を終わらせて、自分の友達と組んで戦いたい・・・と思っていたんだけど、上記の一件のおかげで、何となくうまく回るようになった。
それに、あいつら、メキメキと上達してるしね、剣の腕。
あたしもやっと「クレタ」とかの攻撃魔法を覚えることができたら、それほど辛くはなくなったかな。
あしたは、グレが自分の倒れたところに案内してくれるという。
グレが育つか、曲がっちゃうかの大事なところだネ。
教訓:悪には悪の流儀アリ。
(2001/12/24)
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+-ぶしんえいぎょうほうこく-+
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2営業日目 リカとグレ、開眼するの巻
あたしはフリステール☆。もちろん悪。
ひ弱なダメ男二人を連れ、レイストリンチックな男に早く会うために、
今日も今日とて廃墟にゴー。
イブなのによ?
アタシってかわいそー(笑)。
ならなぜイブなのに急いでいるかって?
・・・アレイドが手にはいるってわかったからよ。
アレイドってのはね、目と目で通じ合う高度な技(笑)。
信頼できる仲間同士で、一緒に敵に攻撃したり、時間差して的を惑わせたり、後衛が前衛援護したり・・・。
まさに、今までのゲームでできなかった「パーティーアタック」ができるようになるのね。
それってとても楽しみじゃない?
昔のウィザードリィとかで、前衛が死ぬほどがんばっているのに、弾切れになった後衛が何もしないで傍観、なんてことなかった?
「ちょっと、見てないで何か手伝ってよ~!」って前衛の気分をくみ取ったシステムなのね。<援護射撃>
あと、前衛があるのに、平気で後衛に攻撃してくる奴とかがいて、腹立ったことない?
「ちょっと、私が麻痺したら誰が魔法唱えるのよ!」って後衛の気分をくみ取ったシステム・・・かな(苦笑)。<フロントガード>
なーんてことをいろいろ考え巡らせながら歩いていたあたしの前で、グレッグが立ち止まった。
グレッグ:「この先で、拙者が倒れたところがある・・・」
ただでさえシケたツラして陰気くさいグレッグが、弱気なことを言い出すものだから、ついつい「しかりつけて」しまった。
だって、自分は平気でオークの首をはねているのに、その自分の命が失うのがコワイだと?
じゃあ、オークに与えているものは何なのだ? 同じ「死」だろうが。
「死」が怖いことが悪いのじゃない。
あたしだって死の恐怖は持っているよ。
自分の「死」は怖くて、人に与えている「死」に対して無感動なのが怖いのだ。
自分だけが特別で、他人を思うことに麻痺しているのが怖いのだ。
いくらゲームでも、宣伝で「想像力が死んじゃうから」なーんて言ってるんだから、そんな麻痺した青年を出すのはアタシ的に許せない(笑)。
(もちろん、後で考えたのだが、あくまでニンジャが首を切っているという表現はないし、戦闘で倒されたオークが日誌を書いていたりするのだから、決して戦闘で点滅して消えていった奴がイコール「死」とは限らないのだが)
くどくどと説明するアタシに、
リカルド:「フリステール☆、それはグレッグがかわいそうだ」
と人間不信が助け船を出した。
グレッグ:「いや、フリステール☆は拙者のことを思って叱ったのだから・・・」
まったくだ。
グレはアタシの表情を読みとったみたいだけど、リカはアタシの表面しかとらえていないんだから。<人のせいにする
そうよ、私は、グレッグがキライで、グレッグを傷つけるためにこんなことを言ったんじゃない。
これからも、一緒に組んでいく仲間として認めてるからじゃないの。
キライなら、アタシ、こんなこと言ったりしない。
イヤな奴なら、離れればいいだけじゃない。
何か言ったりするのも面倒だから、フツーは何も言わないで離れるわよ。
それをしないってことは、裏を返せば、一緒にいたいってことでしょう。
仲間だって認めていることでしょう?
あー、もう、どうしてオンナの口からそこまで言わせるかねー。鈍感。
まあ、リカもなんとなくわかったようだったから、とりあえず安心。
・・・決して、アレイドをやってみたいからではないので、念のため(笑)。
早くこいつらの依頼を終わらせて、自分の友達と組んで戦いたい・・・と思っていたんだけど、上記の一件のおかげで、何となくうまく回るようになった。
それに、あいつら、メキメキと上達してるしね、剣の腕。
あたしもやっと「クレタ」とかの攻撃魔法を覚えることができたら、それほど辛くはなくなったかな。
あしたは、グレが自分の倒れたところに案内してくれるという。
グレが育つか、曲がっちゃうかの大事なところだネ。
教訓:悪には悪の流儀アリ。
(2001/12/24)
古いゲームの記録が出てきたので。
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+-ぶしんえいぎょうほうこく-+
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1営業日目 過去のないアタシが導かれての巻
今日からあたしはフリステール☆。もちろん悪。<☆もついている
ひ弱なダメ男二人を連れ、レイストリンチックな男に導かれ、
廃墟に入ることとなった。
本当は、自分の友達5人連れて廃墟探検したかったんだけど、リカとグレが、「依頼を受けるなら、一緒じゃなきゃヤ」っていうんで、仕方なく3人パーティー。
隊列はもちろん、リカとグレが前衛、あたしが後衛。
あたりまえよね。いくら自分に自信のないあなたたちでも、自分で自分の身ぐらい守れるでしょ(邪)。
とりあえず私は投げナイフ装備。
それにしても・・・なんでオークばっかり出てくるの?
そんで、宝箱からは、石ばっか出てくるの。
グレッグ:「ふむ・・・これは、『クレタの石』でござる」
フリステール:「『クレタの石』?クレタって何?地名?<バカ」
リカルド:「売ると100Gになるようだな」
そのとき、あたしの持ち金は1000ちょうど。
3人が宿に泊まると、150かかるの。
このときの持ち金では、3人が泊まったら、1000を割ってしまうところだったの。
元金が目減りするのって、さい先良くなくない?<若人風
・・・だから、えーと、それと、『クレタの石』が単なる宝石だと思ったから、2個あった石を商店にうっぱらっちゃった。
そんでもって、あたしはいつまでも呪文を覚えない(笑)。
どうやって思い出すんだっけ・・・と思っていた、数日後・・・。
グレッグ:「フリステール☆殿、先日の『クレタの石』のことでござるが・・・」
フリステール☆:「何? もじもじしないで言いなさいよ」
グレッグ:「・・・アレが、呪文だったでござる。あの石で、呪文を覚えるのでござる」
フリステール☆:「(絶句)」
リカルド:「つまり、2個合ったってことは、2人とも覚えられたってことかい?」
グレック:「いや、拙者は別にイイでござる、フリステール☆殿が2レベル覚えてくれればいいだけで・・・<誰もそんなこと聞いてない」
フリステール☆:「(絶句)」
リカルド:「まあ、フリステール☆、今後売ったりしないようにしようよ。な?」
フリステール☆:「・・・商店のオヤジ、あたしの石返せ~!!」
結局商店に掛け合ったものの、石は買い取りだけで、売り物はないとのこと。
う~っ、きっと、あの合成してくれる奥さんが使っちゃったに違いないわ。
がっくし。
明日から、石は絶対に売らないわよ、絶対に!(笑)
教訓:何はなくとも投げナイフ。
(2001/12/23)
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+-ぶしんえいぎょうほうこく-+
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1営業日目 過去のないアタシが導かれての巻
今日からあたしはフリステール☆。もちろん悪。<☆もついている
ひ弱なダメ男二人を連れ、レイストリンチックな男に導かれ、
廃墟に入ることとなった。
本当は、自分の友達5人連れて廃墟探検したかったんだけど、リカとグレが、「依頼を受けるなら、一緒じゃなきゃヤ」っていうんで、仕方なく3人パーティー。
隊列はもちろん、リカとグレが前衛、あたしが後衛。
あたりまえよね。いくら自分に自信のないあなたたちでも、自分で自分の身ぐらい守れるでしょ(邪)。
とりあえず私は投げナイフ装備。
それにしても・・・なんでオークばっかり出てくるの?
そんで、宝箱からは、石ばっか出てくるの。
グレッグ:「ふむ・・・これは、『クレタの石』でござる」
フリステール:「『クレタの石』?クレタって何?地名?<バカ」
リカルド:「売ると100Gになるようだな」
そのとき、あたしの持ち金は1000ちょうど。
3人が宿に泊まると、150かかるの。
このときの持ち金では、3人が泊まったら、1000を割ってしまうところだったの。
元金が目減りするのって、さい先良くなくない?<若人風
・・・だから、えーと、それと、『クレタの石』が単なる宝石だと思ったから、2個あった石を商店にうっぱらっちゃった。
そんでもって、あたしはいつまでも呪文を覚えない(笑)。
どうやって思い出すんだっけ・・・と思っていた、数日後・・・。
グレッグ:「フリステール☆殿、先日の『クレタの石』のことでござるが・・・」
フリステール☆:「何? もじもじしないで言いなさいよ」
グレッグ:「・・・アレが、呪文だったでござる。あの石で、呪文を覚えるのでござる」
フリステール☆:「(絶句)」
リカルド:「つまり、2個合ったってことは、2人とも覚えられたってことかい?」
グレック:「いや、拙者は別にイイでござる、フリステール☆殿が2レベル覚えてくれればいいだけで・・・<誰もそんなこと聞いてない」
フリステール☆:「(絶句)」
リカルド:「まあ、フリステール☆、今後売ったりしないようにしようよ。な?」
フリステール☆:「・・・商店のオヤジ、あたしの石返せ~!!」
結局商店に掛け合ったものの、石は買い取りだけで、売り物はないとのこと。
う~っ、きっと、あの合成してくれる奥さんが使っちゃったに違いないわ。
がっくし。
明日から、石は絶対に売らないわよ、絶対に!(笑)
教訓:何はなくとも投げナイフ。
(2001/12/23)
Rising Sun…
わたしのは「配達予定: 2018年 4月」ってなってた…
みなさんは1月になっている方々なのかしら…
posted at 00:53:09
RISINGSUNとどいた!
よかった!
pic.twitter.com/9hex7wUFl7
posted at 18:34:10
アマテラスだー
和風女子フィギュアがほしかったのー pic.twitter.com/Ops2geIqJx
posted at 18:42:48
ジョロウグモー! キャッキャ
pic.twitter.com/56pMpfaXIr
posted at 18:44:30
1/3の記事ですが…。
あーまた負けたよパンデミックレガシーシーズン2…
3月前後半、4月前後半と4連続で負けまちた…
おかしいなぁ…いろいろなパンデミックやってかなりのろうがいなはずなのに… #パンデミック pic.twitter.com/9jhJ61fbe8
posted at 22:59:18
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