今宵もあなたと、「愛のアドベンチャー・ゲームブック」を。
はじめから読みたい方はこちら。
ティムが失礼なことを言ってたんだっけ。
泥棒は自分の剣をぬいた。
波上場の男たちが集まってきて、ちょっとした人だかりになった。
あなたは泥棒にためされている。
この堂々たる武器を使いこなせる力を示さなければならない。
あなたは魔法の盾をもちあげると、腰を低くし、身についた戦闘姿勢をとり、アベンジャーを前にかまえた。
ティムはニヤリと笑い、しなやかな、ねこのような動きで、あなたのほうへ進んできた。
「盾をもっていないじゃない!」
あなたは叫んだ。
「どうしておれに必要なんだ? あんたはそんな近くまで寄れっこないさ!」
信じちゃダメだよ!
クラシックD&Dでは、シーフは盾を装備できないからだよ!w
あざけりに怒り狂い、あなたは無礼者に突きかかった。
ティムのひきしまったからだはすばやく宙に飛び、あなたは彼を見失った。
彼は剣のひらたい刃で、甲冑を着たあなたのおしりを、ぴしゃりと音をたててたたいた。
野次馬たちは、あなたが痛む尻を片手ですばやくさするのを見て、大声で笑った。
落ち着け、あなたは自分にいいきかせた。
あわててはいけない。
冷静さを忘れずに、チャンスを待つんだ。
おしりうたれた!
きっと、子供の「おいた」におしりを打つ、ぐらいの意なんだろう。
くそう…!
やっとのことで怒りをおさえ、あなたは自分の動きに気をくばりはじめた。
泥棒のまわりをまわりはじめる。
相手はよどみなく向きを変え、あなたのすべての動きから目を離さない。
からかうような笑いを絶やさずに、彼はあなたが距離をせばめるのを許している。
ふいに泥棒が視界から消えたとき、あなたはくるりと向きを変え、すんでのところで、またおしりをたたかれるのを防いだ。
「二度と同じ手はくわないわ!」
あなたは、テイムがいつも、剣を避ける際に、左側から身をひるがえすことに気づいた。
あなたは、すばやい動きで、剣を右側に突きだすと同時に盾を地面に投げつけた。
あなたのもくろみどおり、テイムは空中にとびあがり、不安定な盾の上におりて、バランスをくずした。
身の軽い泥棒もさすがに前につんのめり、両手をついた。
一瞬、ティムの革ズボンにつつまれたひきしまった尻がつきでた。
あなたは全身の力をこめて、アベンジャーの平たい刃を、お尻にぴしゃりど打ちつけた。
ティムのからだは、前のめりに一回転して、あおむけに大の字にころがった。
見物人たちのやじとかっさいは、耳をろうするばかりだった。
何がおきたのかに気づいたとき、ティムの日焼けした顔は、怒りにそまった。
「もうおわりですか?」
あなたはわざとやさしくたずねた。
「いまはな!」
彼はうなり声を出した。
上品な手つきで、あなたは魔法の剣を大きな弧をえがいて振り、待ちかまえているさやにいきおいよくもどした。
手袋をしたままの手をのばし、ティムに手を借して立たせようとしたが、怒り狂った泥棒はあなたの手をはねのけ、自分でとびおきた。
彼はあざける野次馬たちを押しのけて、人びとの中へ姿を消した。
この本をはじめて読んだ時の、わたしの反応。
「ざまーみやがればーかばーか」
頭弱すぎる…w
あなたはものもいえなかった。若い泥棒の手があなたの手をはらいのけたとたん、守護指輪がはげしく脈打ちはじめ、いまでは熱すぎて身につけていられないほどになったからだ!
魔法の指輪が、邪悪な存在を警告している。
あなたは不安な気持で立ちつくしていた。
「一流剣士であることを示しましたね、リシア」
マックスの実い声があなたのすぐそばできこえた。
「でも、あなたは、わたしの若い友人の敵になってしまったようだ。
彼はちょっとやそっとでは、この屈辱はわすれないでしょう」
「でも、彼の望んだことですもの!」
あなたは腹立たしげに大声を出した。
「おたがいに後ろからたたきあっただけだし、はじめたのは向こうだわノ」
「ノ」ってのは「!」のことですな。
OCR、ちょっとかわいい。
「彼があんなに怒りっぽいのなら、仕事の相棒に望ましいかどうか疑問だわ」
学者の美しい顔がちょっとかげった。
「彼も気をとりなおすだろうし、あなたもそうでしよう。
島へ行く船は雇ってあるのだから、いますぐにでも出発できますよ。
ぼくがティムを探して、傷ついたプライドをなだめている間に、あなたはみんなの食料を買ってきてくれませんか?」
マックスヘの信頼と、指輪の警告がもたらす不安とで、あなたの心は乱れていた。
二人の男性と同行するか、同行を辞退するか、ただちに決心しなくてはならない。
指輪の警告にもかかわらず、マックスとティムの仲間になる気なら66ページヘ。
自分だけでピトリック島へ行きたいと思うなら56ページへ。
さて来ました選択。
つか、もう彼らの仲間になること決定ではなかったんだ…w
どっちがみたい?とか、ありますでしょうか?
コメントか拍手で一票を投じてくだされ。
多いほうの続きを書きたいと思います♡
特になければわたしの1票で次へw
ちなみに、拍手ボタンの殿方&お嬢様方へ。
拍手ボタンの後、適当な名前で問題ありませんので、どちらを選ぶかだけ残してくだされー。
「66」
「56」
とかだけでもOKですよー♡
一緒に行くか、一人で行くか。
つか、一人でももうピトリック島に行けちゃうの?
もうついちゃうとか…ゲーム後半なの?w
24時間以上経過したら、続きをかくよ!
はじめから読みたい方はこちら。
ティムが失礼なことを言ってたんだっけ。
泥棒は自分の剣をぬいた。
波上場の男たちが集まってきて、ちょっとした人だかりになった。
あなたは泥棒にためされている。
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あなたは魔法の盾をもちあげると、腰を低くし、身についた戦闘姿勢をとり、アベンジャーを前にかまえた。
ティムはニヤリと笑い、しなやかな、ねこのような動きで、あなたのほうへ進んできた。
「盾をもっていないじゃない!」
あなたは叫んだ。
「どうしておれに必要なんだ? あんたはそんな近くまで寄れっこないさ!」
信じちゃダメだよ!
クラシックD&Dでは、シーフは盾を装備できないからだよ!w
あざけりに怒り狂い、あなたは無礼者に突きかかった。
ティムのひきしまったからだはすばやく宙に飛び、あなたは彼を見失った。
彼は剣のひらたい刃で、甲冑を着たあなたのおしりを、ぴしゃりと音をたててたたいた。
野次馬たちは、あなたが痛む尻を片手ですばやくさするのを見て、大声で笑った。
落ち着け、あなたは自分にいいきかせた。
あわててはいけない。
冷静さを忘れずに、チャンスを待つんだ。
おしりうたれた!
きっと、子供の「おいた」におしりを打つ、ぐらいの意なんだろう。
くそう…!
やっとのことで怒りをおさえ、あなたは自分の動きに気をくばりはじめた。
泥棒のまわりをまわりはじめる。
相手はよどみなく向きを変え、あなたのすべての動きから目を離さない。
からかうような笑いを絶やさずに、彼はあなたが距離をせばめるのを許している。
ふいに泥棒が視界から消えたとき、あなたはくるりと向きを変え、すんでのところで、またおしりをたたかれるのを防いだ。
「二度と同じ手はくわないわ!」
あなたは、テイムがいつも、剣を避ける際に、左側から身をひるがえすことに気づいた。
あなたは、すばやい動きで、剣を右側に突きだすと同時に盾を地面に投げつけた。
あなたのもくろみどおり、テイムは空中にとびあがり、不安定な盾の上におりて、バランスをくずした。
身の軽い泥棒もさすがに前につんのめり、両手をついた。
一瞬、ティムの革ズボンにつつまれたひきしまった尻がつきでた。
あなたは全身の力をこめて、アベンジャーの平たい刃を、お尻にぴしゃりど打ちつけた。
ティムのからだは、前のめりに一回転して、あおむけに大の字にころがった。
見物人たちのやじとかっさいは、耳をろうするばかりだった。
何がおきたのかに気づいたとき、ティムの日焼けした顔は、怒りにそまった。
「もうおわりですか?」
あなたはわざとやさしくたずねた。
「いまはな!」
彼はうなり声を出した。
上品な手つきで、あなたは魔法の剣を大きな弧をえがいて振り、待ちかまえているさやにいきおいよくもどした。
手袋をしたままの手をのばし、ティムに手を借して立たせようとしたが、怒り狂った泥棒はあなたの手をはねのけ、自分でとびおきた。
彼はあざける野次馬たちを押しのけて、人びとの中へ姿を消した。
この本をはじめて読んだ時の、わたしの反応。
「ざまーみやがればーかばーか」
頭弱すぎる…w
あなたはものもいえなかった。若い泥棒の手があなたの手をはらいのけたとたん、守護指輪がはげしく脈打ちはじめ、いまでは熱すぎて身につけていられないほどになったからだ!
魔法の指輪が、邪悪な存在を警告している。
あなたは不安な気持で立ちつくしていた。
「一流剣士であることを示しましたね、リシア」
マックスの実い声があなたのすぐそばできこえた。
「でも、あなたは、わたしの若い友人の敵になってしまったようだ。
彼はちょっとやそっとでは、この屈辱はわすれないでしょう」
「でも、彼の望んだことですもの!」
あなたは腹立たしげに大声を出した。
「おたがいに後ろからたたきあっただけだし、はじめたのは向こうだわノ」
「ノ」ってのは「!」のことですな。
OCR、ちょっとかわいい。
「彼があんなに怒りっぽいのなら、仕事の相棒に望ましいかどうか疑問だわ」
学者の美しい顔がちょっとかげった。
「彼も気をとりなおすだろうし、あなたもそうでしよう。
島へ行く船は雇ってあるのだから、いますぐにでも出発できますよ。
ぼくがティムを探して、傷ついたプライドをなだめている間に、あなたはみんなの食料を買ってきてくれませんか?」
マックスヘの信頼と、指輪の警告がもたらす不安とで、あなたの心は乱れていた。
二人の男性と同行するか、同行を辞退するか、ただちに決心しなくてはならない。
指輪の警告にもかかわらず、マックスとティムの仲間になる気なら66ページヘ。
自分だけでピトリック島へ行きたいと思うなら56ページへ。
さて来ました選択。
つか、もう彼らの仲間になること決定ではなかったんだ…w
どっちがみたい?とか、ありますでしょうか?
コメントか拍手で一票を投じてくだされ。
多いほうの続きを書きたいと思います♡
特になければわたしの1票で次へw
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拍手ボタンの後、適当な名前で問題ありませんので、どちらを選ぶかだけ残してくだされー。
「66」
「56」
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もうついちゃうとか…ゲーム後半なの?w
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