さて、リハビリ中のゲーマーたちが送るダブルクロス。
4人目のオープニング、行きましょう。


このメンツでお送りしますシナリオは、ダブルクロスThe3rdEdition　上級ルールに付属する「Memolial Blossom」を改変したものです。



NPCの言葉や考え方、行動などはできるだけ変更せず、それぞれの設定に合わせるように変更をしてみました。



01はこちらから。

▼リハビリ者のダブルクロス3rd・第4話「Memolial Blossom改」キャラクター紹介▼





ネタばれを軽く含みますので、おりたたみ。

◆05 Opening Phase04 PC3オープニング


GM「それでは最後はPC3、楓で」

楓「はい」

GM「その年、楓の住んでいるS市の中央公園では、毎年行われる秋祭りの準備が行われていた。それで、小学生の妹…ええと…」

楓「桜です」

GM「そうだ、妹の桜は、小学生の出し物として、クラブ活動の発表をすることになっていた」

楓「…ということは、妹のクラブも考えたほうがいいと？　…そうですね、吹奏楽部にしましょう」

GM「了解。では、次の休日は夏祭りで、吹奏楽部の演奏があるよ、と桜は楓にいうね。その日の夕方、桜は『お姉ちゃん、公園まで一緒に行ってくれない？どんなところで演奏するか、もう一回見てくるって友達に言ってきたんだ』」

楓「まだ明るいんだよね？なら、『いいよ』と答えよう。『あんまり遅くなると、おばさんたちが心配するから…急いで行ってこようか？』」

オズマ「？」

麗奈「おばさんたちが、楓たちのことを疎ましく思ってるってことよ」


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楓は、レネゲイドの発症していることがばれるのを避けるため、住処を転々としています…が、同時に「ふたりぼっち」なので、親戚の家を渡り歩いていることになっています。
なので、ここでは、親戚とはあまりうまくいっていない、というロールプレイです。


…あれ、リハビリ者たち、まあまあできてるんじゃん！w


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GM「さて、楓と桜が中央公園につくと…公園内に≪ワーディング≫が張られているのに気づく」

楓「え…だって夕方でしょ？」

麗奈「時間も場所も関係ないからな…一体何でしょうね」

GM「日暮れ時、スーツに白衣の集団が、桜の主を取り囲んで、何かをしているようだ」

楓「…逃げる」

静「なにもしないの？」

楓「うん、今までもそうやってもめ事を避けてきたの。『桜、帰ろう』」

GM「『う、うん…』というと、二人は静かに去ろうとするが…二人とも【肉体】で」

楓「気付かれた？」


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ダブルクロスに慣れている人ならば、なにも振らないで気付かれた、でも逃げられたといいます。

D&D慣れしている人には、適当に振らせて、その結果を適応します。

今回…適当に振った桜の出目が悪く、気付かれたことにします。


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楓「(転んだ妹を起こしながら)…桜っ！大丈夫？」

GM「(ふむ、これでシナリオに書いてあることが少し使えるw)「うむ、すばらしい侵食率の上昇。これならこの町を支配下に置くことができる…そこにいるのは誰だ」」

楓「…気付かれた？」

GM「『バカ者が！≪ワーディング≫を展開しておけと言っただろう！』『い、いえ、展開中です、あれはオーヴァードです！』『…目撃者の口を封じておけ』『はいっ』」

麗奈「こいつら、FHのエージェントかしら…」

GM「どうだろうね。手下数人は、楓たちを追うためにこちらに向かってくる」

楓「…どうしよう、車で逃げたいけど、ここは公園の中…」

静「公園の中車で逃げたら、かえって怪しいような」

楓「じゃあ、走って公園のはじまで逃げよう、それからイージーエフェクト【折り畳み】でたたんでいた車を出して逃げるね。さようなら～」

GM「『待てっ！　…？　あれ、どこに行ったんだ？』と、簡単に手下たちはまかれてしまったようだ」

楓「ふう…危なかった。こんなに軽々しく≪ワーディング≫使うなんて…この町の人って信じられないっ」

静「…」

オズマ「静、また何か描いてるな」

静「スーツで白衣の人が、気に何かしてるんでしょ？」

一同「どうしてその衣装w」





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