DAC3日目用、データ。
ドワーフちゃん、1レベル。
ジョッキを持ったフィギュアを使うための設定ってわけでして。
モーリディスは貧しい一族の生まれである。
そもそも名前も「maw(モー、アビサルモーの「モー」と同じ、動物の胃、がっつく口ほどの意)」であったものだったが、本人がミスラル・ホール・ガードの志願兵になるにあたり、自分で書き足したものである。
女である彼女は、ドワーフの名字ももらうことができず、丁稚として小さいころから働いた。分別付く頃から、すこしでも金になる仕事をしたいと考え、宿や酒場で働いた。そこで冒険にかかわるドワーフの話を聞き、いずれは自分もそのようなおとぎ話の主人公になる日を夢見ていた。力をつけて、力をもって正義をなす仕事をしたいと考えていた。
自分が英雄たるに値する十分な力を持っていると確信した後も、彼女は武具すらそろえることができなかった。剣を持たない彼女は、どの師のもとに赴いても門前払いを喰らうだけであった。唯一彼女を弟子としたドワーフは、町はずれで乞食同様の生活をしていたモンクの老人だった。彼は酒代を稼ぐ程度にと考え、彼女を弟子とした。
彼女は「maw」の名のごとく、老人からさまざまな知識を聞きだし。貪欲に吸収した。基本的なモンクの体の動かし方、武器なしで武器ある相手と戦う方法、鎧がなくても傷を深くしない受け身の方法。そして、ガラの悪い連中から喧嘩を仕掛けるように仕向けるこつ、負かした相手から金品を少し頂くこつまで。結果、酒場周辺のごろつきドワーフが彼女の前から姿を消し、彼女が酒場の守り刀になったかのようであった。
しかしある日、モーに仕返しをしようとしたごろつきドワーフが、貧しいドワーフたちに暴力をふるうようになった。それを助けようとした師が貧しいドワーフを助ける際に深手を負い、そのまま帰らぬ人となってしまった。その師のいまわの際に、彼女は個人の力の限界を知り、町すべてを護ることはできないのかと絶望した。師は過去の話をした。かつて彼はマーサモアズ・ドゥイン神の代行者として「ミスラルホール・ガード」の一員であったこと、そして、彼は最も貧しい者に手を差し伸べるためにその職を離れたことを。彼は、モーを養子とし、自分の家系図とともに家の掟を伝え、マーサモアの導きでモーンディンサマンのもとへ旅立った。
彼女は正式にアンバースミスの一族に迎えられた。師は結婚をせず、モーのほかに継ぐ者はいなかった。アンバースミス家は幽霊屋敷として、廃墟同然の姿で山のふもとにあった。彼女は、この家を復興させるため、富と名誉の両方を出来るだけ早く必要があった。
まずは「ミスラルホール・ガード」として、アンバースミス家が復活すること。
当面の目標が、彼女にはあった。
ドワーフちゃん、1レベル。
ジョッキを持ったフィギュアを使うための設定ってわけでして。
モーリディスは貧しい一族の生まれである。
そもそも名前も「maw(モー、アビサルモーの「モー」と同じ、動物の胃、がっつく口ほどの意)」であったものだったが、本人がミスラル・ホール・ガードの志願兵になるにあたり、自分で書き足したものである。
女である彼女は、ドワーフの名字ももらうことができず、丁稚として小さいころから働いた。分別付く頃から、すこしでも金になる仕事をしたいと考え、宿や酒場で働いた。そこで冒険にかかわるドワーフの話を聞き、いずれは自分もそのようなおとぎ話の主人公になる日を夢見ていた。力をつけて、力をもって正義をなす仕事をしたいと考えていた。
自分が英雄たるに値する十分な力を持っていると確信した後も、彼女は武具すらそろえることができなかった。剣を持たない彼女は、どの師のもとに赴いても門前払いを喰らうだけであった。唯一彼女を弟子としたドワーフは、町はずれで乞食同様の生活をしていたモンクの老人だった。彼は酒代を稼ぐ程度にと考え、彼女を弟子とした。
彼女は「maw」の名のごとく、老人からさまざまな知識を聞きだし。貪欲に吸収した。基本的なモンクの体の動かし方、武器なしで武器ある相手と戦う方法、鎧がなくても傷を深くしない受け身の方法。そして、ガラの悪い連中から喧嘩を仕掛けるように仕向けるこつ、負かした相手から金品を少し頂くこつまで。結果、酒場周辺のごろつきドワーフが彼女の前から姿を消し、彼女が酒場の守り刀になったかのようであった。
しかしある日、モーに仕返しをしようとしたごろつきドワーフが、貧しいドワーフたちに暴力をふるうようになった。それを助けようとした師が貧しいドワーフを助ける際に深手を負い、そのまま帰らぬ人となってしまった。その師のいまわの際に、彼女は個人の力の限界を知り、町すべてを護ることはできないのかと絶望した。師は過去の話をした。かつて彼はマーサモアズ・ドゥイン神の代行者として「ミスラルホール・ガード」の一員であったこと、そして、彼は最も貧しい者に手を差し伸べるためにその職を離れたことを。彼は、モーを養子とし、自分の家系図とともに家の掟を伝え、マーサモアの導きでモーンディンサマンのもとへ旅立った。
彼女は正式にアンバースミスの一族に迎えられた。師は結婚をせず、モーのほかに継ぐ者はいなかった。アンバースミス家は幽霊屋敷として、廃墟同然の姿で山のふもとにあった。彼女は、この家を復興させるため、富と名誉の両方を出来るだけ早く必要があった。
まずは「ミスラルホール・ガード」として、アンバースミス家が復活すること。
当面の目標が、彼女にはあった。
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