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TRPGとメタルフィギュア好き。 現在オンセはD&Dしています。 タイトルの由来はダイエットしなくちゃならないところだから。
今日もNPCとのロールプレイの代わりに小話を。

(PC小話についてはこちら)




これはD&D4版のPC・メルセーデの友達を増やすための企画です(本気)。


(PC小話についてはこちら)






「きゃっ!」
「あーガンちゃんティアにぶつかったー!泣ーかせたー泣かせたー」
「おい、ティア、泣くな」
「じゃあ明日から塾の席隣になって」
「まあいいけど…いつまで?」
「かさぶたができるまで、かさぶたができなかったらずっと(ブラインディング・ウォード効果終了)」
「Σ当たってなかった?俺今盲目?」
「かさぶたができるまで(はーと)」

ティア…インヴォーカー・デーヴァ。


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●ブラインディング・ウォード
 即応・反応。相手を盲目にして、攻撃をそらすパワー。

●メル=(幼なじみ)=ガンダルーヴ=(塾仲間)=ティア



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◆2013/05/01
◆メルセーデ10歳頃
◆冒険前
◆登場NPC ティア(自分のPCだけど)

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RT @pearl_of_power: メルセーデさんは、今日は『最新の送信メールの内容』『自作の怖い話』『自作の怖い話』の中から必ず一つ、嘘を交えずツイートして下さいな。 bit.ly/igeN1H 怖い話決定じゃないか…w 次これー
posted at 12:20:52







これはD&D4版のPC・メルセーデの友達を増やすための企画です(本気)。


(PC小話についてはこちら)




◆第3日曜 寝る前にメルセーデが語る


「校長先生、どうして校長先生はいっつも怒ってるの?」

わたしは、メルセーデ。
ネルカレン小学校の、校長先生となって10余年…いや、大きく言い過ぎました、11年。
ある日の夜に、寝る準備をしていた子供にこう言われました。
生徒が純粋なまなざしで放ったまさかの言葉に、さすがにかっとなるより先に笑ってしまいました。

「わたし、いつも怒ってる?」
「うん、怒ってる」
「(マジかw)」

子供は、まだ寝る様子ではなく、むしろ目を輝かせて言いました。
わたしが面白い返事をすると思ったようです。

「そうですね、寝る前だし、ひとつだけ昔話をしますね」
「昔話?」
「ええ。なぜ校長先生がいつも怒っているかの話」

◆ ◆ ◆

わたしは昔、神様にお会いしたときに、『悪をくじき、弱き者を助けよ』とお言葉を頂きました。
そうです。わたしは神から言葉を頂くことができた身です。
でも、その頃のわたしは自分に強さがないと思っていたので、『わたしが弱いのです。すぐ怒ってしまいます。どうしたらいいのですか?』とあろうことか神様に問い直しをしたのです。

質問に質問を返してはいけないと、知る前のわたしです。弱き者も、そして、悪が何かもよくわからなかった時のことです。

その時、ペイロア様は、『自分が弱いと知っていること、それが強さなんだよ』とおっしゃいました。
あわせて、「弱いとわかっていると、自分で弱いところを直せる。それがいずれはあなたの強い部分になる」とおっしゃってくださったのです。

そこで、怖いものを知らなかったわたしは、さらに神様に聞いたのです。『でも、怒るのを止められないことがあります。ペイロア様は、どうしていつも怒らないでいられるのですか?』と。

◆ ◆ ◆

「へー、神様、なんて言ったの?」

「『儂、今結構怒ってるんですけど』と仰ったのよ」

「…わかんないや」

「そうでしょうね、ペイロア様は、今のわたしと同じ気持ちだってことですよ」

「…校長先生、僕、寝ます」

「ところで、わたしが怒ってばかりだって、誰か、他の人もそう言ってた?」

「うん、教頭先生も言って…僕、寝ますね…」

「ゲス夫教頭先生が…ふうん、わかりました。人の欠点をおおきくあげつらうことはいけないことだと、あとでわたしから言っておきます」

「う、うん…僕もう眠くなったから、寝ます。おやすみなさい」

「はい、おやすみなさい」

わたしは、そっと子供たちの寝室を抜けて、研究室に戻りました。
水晶球から、今頃おいしい思いをしている者に罰を与えるために。







(オチは特にありません…w)



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◆2013/04/30
◆メルセーデ31歳
◆神話級
◆登場NPC 小学校に通う子供 ゲス夫

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昨日の記事からの続き。

(PC小話についてはこちら)




◆第2日曜 昼ごはんのあとのメルセーデが語る

大きなテーブルと椅子に、ちょうどいい巨人と、子供みたいなわたしがすわりました。
お互いに静かにパンをもそもそ食べました。

パンは、小山ほど持っていきましたが、かたっぱしから巨人が平らげました。ひとかたまりのベーコンも彼がかぶりつき、数口で食べ終わったので、もっともって行けばよかったと思いました。
フルーツはわたししか食べなかったので、ほとんど余してしまいました…。

「本当に、なぜ人間どもは何度も小分けにして食べるのかね…一度に取れば、時間も無駄にしなくて済むものを」
「いいんです!人間は食事の時間を家族や友達と話し合う時間に使うんです!」
全員がそうではないと思いつつも…自分の思っていることを言いました。

と同時に。
自分にとって食事は語り合う時間にしたいのだと思っていることに気づきました。

「お前の仲間はどうした?ドラウのような者と、ドワーフ、ティーフリングなど、それぞれの種族のはみ出し者みたいなものが揃っていたと思うが…」

正しくはドラウだけじゃなくエラドリンもいましたけどね…。
って「各種族のはみ出し者」そう思われてたんだ…。

「今日は一人ですっ」
「そうか」

彼はこちらをちらりと見たあと、また食事を続けました…が、そのうちに彼の食事のスピードが遅くなりました。多分おなかが満たされたのでしょう、地響きのようなげっぷをして、その巨人は言いました。

「して」
「はい」
「もう一度だけ聞く。なぜここに来た」

あー、もう仕事に戻りたがっている顔です。
あからさまに邪魔に思っている顔です。

わたしは、わかりやすい言葉を探しました。

「お話をしたかったのです」
「聞こう。どんな話だ」
「ええと…何をしているか」
「前と同じだ、彫刻をしている」
「食事は取ったのか」
「今取った。月に1度はのこのこやってきた生物を捕らえて食事することにしている。…今日、腹は一杯だから、お前を食うことはない」
「(今のわたしは一人でも弱くないもん!)…えーと、えーと、寂しくないか」
「ない」

一瞬いらっとして、思わず自分の思ってることを直接聞いてしまいました。
しかも答えは否でした。

「誰かと話したくはなかったか」
「ない」
「ヒマじゃなかったか」
「ない。むしろ忙しい」
「何か不足しているものはないか」
「…あるな。氷を削るためののみが鈍ってきたように思う。何百年も酷使したしな。あれの代わりがあればいい」
「じゃあわたしが持ってきて」
「無理だ。これは『+5マジックのみ』だ。替えはプライモーディアルにしかないだろう」
「そうかも…」

ゴウッ!

フロストジャイアントは、口から吹雪き混じりに大きな音を出しました!
ブレス…かと思ったら、どうやら笑いだったようです。
冷たくはないですが、髪に、アロハシャツに、吹雪がびっしりつきました。

「解した。お前は親が子にするような生存確認をしたかったのだな」
「生存…確認…」

また何回か彼は笑ったあと、
「お前の生涯のほうがはるかに短いというのに…母親か!」
彼は目を隠すように手をあて、激しく咳き込むように笑いました。
笑いすぎてややテーブルに伏せそうな感じです。

…こういう「まいったなー」のポーズって、どの種族も共通なのね…くそう…。

「お、お母さんとは言わないですけど…友達ぐらいになれたらな、ぐらいは…」
「餌から友という感情を抱かれるとは!儂も落ちぶれたもんだな!」
「すみませんでしたね…」
「しかし、それもいいだろう、お前の気が済むなら、そう思っていてもよい」
巨人はそう言って、席を立とうとしました。
多分、彫刻の仕事に戻ろうというつもりです。

「待ってください」
「何だ」
「友達はかたっぽが思っていても成り立たないんです。あなたにも友達だと思って欲しいんです。だから」
「だから、何だ」

あー。
またフロストジャイアントの顔に戻りましたよー。
イニシアチブのダイス握ったような顔ですー。

でも、ここであきらめるわたしじゃありません。
もうひとえぐりはしていきます。

「もっとたくさんおたがいを知りたいんです、だから」
「知ってどうする」
「あなたが何を好んで、何をしているのかもっと知りたいんです。あなたが何に心を砕いているか、知りたいのです」
「…」

メルセーデ:1d20+17 ◆交渉
DiceBot : (1D20+17) → 16[16]+17 → 33

「きっと、まだ、あなたにとってのわたしは『変な人』でしかないと思います。承知しています。でも、わたしは時々ですけれども、『今頃どうしているのかな』と心配になります。だから、時々はわたしがこうして心配することを許して欲しいのです」

また巨人は「まいったな」のポーズをしました。

「…好きにするがいい」

「…!」

そんなわけで。

わたしは、その後数回、大量のパンと牛乳を持って、元副官のもとを訪ねました。
相も変わらず彼は氷の彫刻を掘り続け、そして時々こうして一緒のテーブルで食事をしました。





彼は一度だけ言ったことがありました。

「罪の償いが終わったなら、『家族』に会うのもいいかもしらぬな、まあ、まだかつての居城にいたならば、な」
「それはいいことですよ!」
「お前は一人でここに来るのが好きなぐらいなのだから、旅行好きなのだろう。一緒に来たらどうだ」
「ん、プライモーディアルへはちょっと…」

彼はその時も目を隠すように手をあて、激しく咳き込むように笑いました。

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◆2013/04/30
◆メルセーデ21歳
◆シルヴァー・クロークス後
◆登場NPC フロストジャイアントの元副官

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これはD&D4版のPC・メルセーデの友達を増やすための企画ですw


(PC小話についてはこちら)




◆第1日曜 メルセーデが語る

昔、ちょうど私たちがそれぞれの名前より「シルヴァークロークス」と多く呼ばれるようになった頃。
アージェントのあのおっさんも虹の橋の向こうに渡って数年が経った頃。わたしは巨人族の凍った島に一度一人で戻ったことがありました。

あのとき、氷の彫像を作って暮らしていた、巨人族の元副官に会いに行くためにです。

「エンデュアエレメンツ」ももう一人でかけられますし、「シャドウウォーク」もできますから、旅に不安はありませんでした。あの元副官が一人でどうしているのかが気になったからです。

わたしには、仲間がいます。
…友達は、仲間以外ほとんどいませんが(苦笑)。

あの元副官には…その仲間も、友達もいないからです。

わたしが友達になる、なんて大それたことは言えませんけれども、何か必要なものを届けるぐらいならできるのではないかと思っていたのです。

巨人族の彼の好みもわかりませんでしたから…たまたまエッジに魔法学で教えてもらいました。
ガンちゃんに聞かなかったのは、ガンちゃんに言ってしまったら、こっそりは行けなかった気がしたからです。
まあ、もっとも、彼がプリンス・オヴ・ヘルとしての仕事に忙しそうだったというのもありましたが。

しかし、エッジは、フロストジャイアントの弱点などは教えてくれるのですが、好みの食べ物もひとつも教えてはくれませんでした…。
そんなわけで、シチューとパン、ワインと牛乳を並べ、「ハンド・オヴ・フェィト」に聞くことにしたのでした。

かくして、わたしはパンと牛乳をヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサックに詰め込み、魔法の馬で影界を出かけました。

影界からあの雪の岩戸?を見つけることはとても難しかったのですが、3.5版のラウラおばあさんから教えていただいたtake10でなんなく知覚に成功、探すことができました。といっても、馬を近づければ、岩戸のあたりにはたくさんの巨人の彫刻が並んでおり、すぐ彼が作ったものだと気がついたのですが。

「すみません…こんにちは…」
おそるおそる入ります。
「あの…副官さん、いますか…?」

ゆっくりと、あえて鎧の音はそのままに洞窟の中に入っていくと、以前仲間と彼を見たときと同じように、工房と思われる小さな部屋の真ん中にある氷の椅子に座り、大きな氷に彫刻をしていました。

「誰だ」
「あの、メルセーデといいます、数年前、この島で巨人族が大量に…」
「ああ、あの時来ていた人間どもか。今頃何のようだ」

フロストジャイアントの元副官は、こちらをちらと一瞥しただけで、視線を手元に戻し 、作業を続けます。
ああ、この巨人族のこの態度!
あの鼻持ちならないエラドリンでさえ、話が終わるまでこちらを見るというのに!

「ええと、別に用事はないのですけれども…」
「ならさっさとか」
「えっと!パンと牛乳をもってきました!牛乳は(袋の中で暖めてきたから)暖かいですよ!」
「…」

不思議そうな顔、というのでしょうか。
顔色はわからないですが、前にいるフロストジャイアントは、あからさまに面倒そうな顔をしています。
大型で顔が大きいので、機微までわかるというものです…。

「食べませんか?よければ一緒に?いやでしたら置いていきますし」
「…何をしたいのだ?」
「だから、一緒に食べたいのです」
「…なぜ?」

巨人族だって、家族と一緒に食事をすることぐらいあるでしょうに!
だったら、「食べませんか」でわかりそうなものなのに!<ヒューマンの器の小ささ

「…だから、一緒に食べたいからです。いけませんか?できれば、最近、何をしていたのかを聞きたいのです。それだけです」
「…」

まだこの巨人は怪訝そうな顔をこちらに向けています。

しょうがないか、別にアポもとらずに来たんだし。
まあ、友達でもない人と一緒にご飯をたべる習慣のない人たちかもしれないしね、自分だって果たしてそういえるか…

「よいだろう」
「は?」
「隣の部屋の椅子に座れ。氷のくずを払ったら儂も椅子に座ろう」
「あ、はい!」

それから、親しくないもの同士のぎこちない会話が始まりました(笑)。

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